オバーの十三回忌

母の生まれ島である沖縄県北部の「伊江島」

幼少の頃から年に1.2度はオバーに会いに訪れていました。

先の大戦「沖縄戦」の戦火を生き延び、逞しくも優しくあったオバーが亡くなって早くも13年余りが経ち、母を含む子ども達も高齢な事から、この先の事を考え二十五回忌と三十三回忌を一緒に行う事になり10年以上ぶりに訪れました。

 
幼少から変わらないのどかな風景は、当時の記憶を思い出させます♪



親族が続々と集まり一同会したところで、十三・二十五・三十三回忌のスタート。

合わせた手にどんな想いが込められているんでしょう。

母方の兄妹がこうして揃う事も今後少ない事を思うと少し寂しさが込み上げます。


そして無事回忌を済ませ、久しぶりに集まる親族とご飯を食べたりそれぞれの近況等を話し、帰りのフェリーの時間まで妹夫婦と島内を散歩することに♪

幼少の頃泳いだ「伊江ビーチ」や、伊江島のシンボル「伊江島タッチュー」へ向かいます。


始めに訪れたのは「伊江ビーチ」です。
浅瀬からだんだん深くなっていく事でグラデーションのような碧色がとても綺麗です♪

「伊江ブルー」と評される碧色は、見る人を惹きつける沖縄県内の海でも有数ではないでしょうか。
※伊江島のマスコットキャラ「タッチュン」がお迎えしてくれます。

変わらないものもありますが、変わっていくところもあり、どこか望郷のような懐かしい気持ちに満たされていきます。


今回は十三・二十五・三十三回忌と、行事で訪れる形となりましたが、母の生まれ島であり自分のルーツを再認識出来る場所の一つとして、人生を振り返り、今現在の自分を確かに生きていく気持ちを大事に出来る素敵な場所だと思いました。

今後もこの気持ちを忘れないよう仕事の暇を見てまた訪れたいと思います♪













コメント

人気の投稿